借金地獄に陥っている人というのは、多くの場合多重債務に苦しんでいるものです。
したがって、多重債務が解消されたならば、普通の生活を送ることができる人が少なくないのです。
そこで、多重債務者を救ってくれるのがおまとめローンです。

おまとめローンとは、文字通り複数の借入先を一本化することによって
債務者の負担を軽減してくれるものです。
ここでは、おまとめローンの賢い利用方法やメリット、注意点などを学んでいくこととします。

賢い利用の手順

小口の借入先を潰す

おまとめローンを利用するためには、当然ながら一本化のための
大口の融資先を獲得しなければなりません。
しかし、既に複数の業者から借入れていたならば、その大口の一社がなかなか融資を許してくれません。

この現状を打破するためには、まずは小口の借入先から潰していくことが重要です。
つまり、1万円の借入先でも30万円の借入先でも、同様に一社の借入先として
カウントされるため、小口のものから潰していくことで借入先件数を減らしていき、
一本化のための融資を獲得しやすくする
のです。

このための具体的な方法としては、現在の借入先のうち、
限度額の枠が残っているならばそれを利用するという方法があります。

例えば、借入件数が5件であり、
A社から50万円、B社から50万円、C社から30万円、D社から10万円、E社から10万円借りており、
C社に融資上限額まで20万円の空き枠があったならば、
そこから20万円を借入れてD社とE社の借り入れを潰してしまうのです。
こうすることで、借入総額は変わらないものの、借入件数を3件に減らすことができます。

A社 B社 C社 D社 E社
50万円 50万円 30万円 10万円 10万円

小口の借入先をC社の融資枠を使って完済してしまい借入件数を減らす。

A社 B社 C社
50万円 50万円 50万円(D社とE社分、借入額増加)

残った大口の借入をまとめる

手順1で小口の借入先を全て潰したら、借金を整理します。
つまり、残った中口や大口の借入先の金利や借入総額など、
借入に関する全ての条件を洗い出し、分析を行います

分析の結果、借入条件が悪いと判断したものから順次まとめていくのです。

借入条件を洗い出すと分かることですが、借入条件は業者ごとに違います。
金利が違うこともありますし、月々の返済金額や返済日も異なります。
そのため、借入先が多ければ多いほど、返済計画は複雑になってしまうのです。
さらに、多重債務に陥る人は返済計画を立てることが苦手な人が多い傾向にあるため、
返済計画が複雑になると、それだけ返済が難しくなるものです。
そのため、多重債務をまとめてこれらの複雑さを解消してしまうことは大変有益なことです。

例えば上記の例に置いて、A社とB社の金利が20%あり、C社の金利が18%であったならば、
借入条件の悪いA社とB社からまとめるようにします。
もちろん。150万円の借入が出来たならば、A・B・C社すべてをまとめてしまいます。

こうすることによって返済計画を簡素化することができるだけではなく、
月々の返済の負担も軽くなります。

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットを詳しく見ていきましょう。

・月々の負担が軽くなる。
・元金が早く減っていく

月々の負担が軽くなる。

例えば上記の例では、3社からそれぞれ50万円借りているため、
月々の返済は概ね1社あたり15000円程度になるでしょう。
つまり、毎月の返済額は3社で合計45000円にもなるということです。
しかし、150万円で1社にまとめてしまえば、金利が安くなるため、
月々の返済額が減り、負担が軽くなります。

元本10万円未満 上限金利→年利20%
元本10万円以上100万円未満 上限金利→年利18%
元本100万円以上 上限金利→年利15%

上記表からわかるように100万円以上の借入の場合は上限金利が15%となるため
3社をまとめることで金利は15%以下になります。

まとめ系業者はカードローン 1000万円というえげつない額も借りれるので
100万以上1000万以内であれば金利面でまとめを検討されるべきでしょう。

元金が早く減っていく

借入条件を見ると、ほとんどの場合は50万円の借入額を境界として金利が安くなります。
つまり、「50万円×3社」は「金利18%×3社」を意味しますが、
「150万円×1社」では「金利10%(仮に10%とします)×1社」を意味するのです。

金利が安くなるということは、元金が早く減っていくということです。
実際に計算してみましょう。

50万円(金利18%)×3社の場合
50万円×0.18×3÷365×30≒22191
つまり、おまとめ前は金利が月々22191円かかるということであり、
毎月45000円返済しても元金は22809円しか減りません。
150万円(金利10%)×1社の場合
150万円×0.10×1÷365×30≒12328
つまり、おまとめ後は金利が毎月12328円かかるということであり、
毎月45000円返済したならば元金は32672円も減っていくことになります。
おまとめ前に比べて、約1.4倍のスピードで元金が減っていくことになるのです。
もし月々の返済額を35000円にしたとしても、おまとめ前と同じスピードで元金が減っていくのです。
とくに、後者のメリットこそがおまとめローンの最大のメリットであると言えます。

おまとめローンの注意点

以上のことを読めば、おまとめローンを利用しない手はないと思うかもしれません。
確かのそのとおりです。

しかし、おまとめローンの利用には注意点もあるのです。
メリットを十分に享受するためにも、この注意点はきちんと踏まえておく必要があります。

注意

おまとめローンの注意点とは、借入期間が長くなるということです。
非現実的な借金の場合は借金 整理を考えたほうが良い場合もあります。
おまとめローンを利用するということは、
1社に対して多額の借入を行うということを意味し、
まとめた1社に長期間の返済を行うことになります。
そのため、長期計画を正しく立てることが非常に重要になります。

特に、返済期間を短くしようと意気込むあまり、
返済金額に無理な金額を設定してしまうことは避けるべきです。
借金による負担を軽減するというのが本来の目的であったにも関わらず、
おまとめローンの返済で苦しむという本末転倒の結果になってしまいます。

そうならないためには、毎月の返済額をきちんとした計算のもとに正しく設定することが大切です。
そのためには、毎月どれくらいの収入が見込めるかを表す
「見込み収入」を正しく予測することが大切です。

典型的な例として、サラリーマンの場合を考えてみましょう。
サラリーマンは毎月固定給がもらえるため、これを見込み収入とします。
注意したいのが残業代やボーナスです。
これらは不景気な昨今の状況を考えるとカットされる可能性のあるものです。
そのため、あくまで臨時収入としてみなし、見込み収入には含みません。
このように、見込み収入には、あくまでもほぼ100%(会社が倒産したり、リストラされない限りは)
支払われるもののみを含むようにします。

そして、臨時収入は冠婚葬祭や病気、その他の予想していなかった出費を補うために
プールしておきます。こうすることで、不測の事態に伴う出費によって、
返済が滞る心配がなくなります。もし、不測の事態に対する十分な備えをし、
なお余剰金が生じた場合には繰り上げ返済を行い元金に充当します。

さて、見込み収入を正しく把握したら、そこから家賃、光熱費、食費、保険料、ローン、
電話代など、毎月必ず支払わなければならない出費(固定支出)を差し引きます。
見込み収入から固定支出を差し引いた額が、毎月自由に使うことができるお金です。
毎月の返済額を決める際には、必ず余剰資金の範囲内で設定するようにしてください。

臨時収入による急な出費に対応するお金がプールされており、
さらに見込み収入によって固定支出を完全に賄えるならば、
返済によって生活を圧迫されることはありません。

もっとも、余剰金ぎりぎりに設定するというのは現実的ではなく、
実際には娯楽その他のためのお金も必要になることでしょう。
そのことも考慮した上で、毎月の返済額を考えるようにしましょう。

自分では大丈夫と思っても客観的に見るとあきらかにお金的にキャパオーバーという事はよくあるので緊急 お金って時も考えてからの行動を!

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